3-6. | 表皮のターンオーバー |
コラーゲンペプチドを添加すると、表皮のターンオーバーの指標であるケラチン10やインボルクリン、トランスグルタミナーゼのなどの遺伝子発現が促進し、ターンオーバーを促進していることがわかりました。



Paired-t test ** p<0.01(vs 無添加)
引用 : 新田ゼラチン調べ
表皮細胞の細胞骨格を形成するたんぱく質です。
CE(コーニファイドエンベロープ。角層細胞の細胞膜を裏打ちする[疎水性構造])の構成物質のひとつです。
インボルクリンやロリクリンを架橋してCEを形成します。

3-7. | コラーゲンペプチドの摂取によって美肌に導く |
- 表皮角化細胞の分化促進し、表皮の代謝が早くなり、メラニン色素を早く排出。
- 表皮角化細胞のHAS2、AQP3、FLG遺伝子発現促進。
- 表皮のバリア機能(K10、Ivl、TG、FLG、TJ、SPTLC1)遺伝子発現促進。
- 真皮の線維芽細胞のヒアルロン酸及びコラーゲン産生量の促進。
- エラスチン産生促進
- UVダメージの緩和
*疾病抑制剤(特許第4490498号)
*美白促進剤およびアトピー性皮膚炎改善剤(特許第6100364号)
** エラスチン産生促進剤(特許第6240447号)
3-8. | 皮膚の抗UV・シワ・赤み抑制 |
コラーゲンペプチド摂取群では顕著に表皮のシワが抑制され、UVによる表皮の肥厚化が抑制されました。さらに、UV照射した群に比べ、コラーゲンペプチド摂取群では、シワが有意に抑制されることが確認され、保湿性および顔の赤みが有意に軽減できることが示されました。





6週齢のヘアレスマウスにコラーゲンペプチドをヒト換算で5g/日もしくは、
10g/日で12週間摂取させた。UVB照射は、3回/週で行い、合計8100mJ/cm~{2}照射した。
student’s T-test,
### p<0.001 , ## p<0.01 , # p<0.05(vs Nomal mice)
** p<0.01 , * p<0.05(vs UVB mice)
出展:Shin et al.,JKAI.,17:3_2016