トップコミットメント

 当社は創業以来100年以上にわたり、牛の骨などの畜産・水産業の副産物をゼラチンやコラーゲンペプチドといった付加価値ある製品に転換して、食品、健康・美容、医療など様々な分野にお届けしてきました。

 

 独自の製造技術と研究開発により未利用資源から新たな価値を創出するアップサイクル型のビジネスモデルを追求するとともに、製造工程でのCO2、水、エネルギー削減による環境改善にも注力。2022年6月に制定した温室効果ガスの削減に関する基本方針では、2030年度までにCO2排出量46%削減(2013年度対比)、2050年度までにカーボンニュートラルを実現することを目標に掲げています。また、工場周辺の清掃活動や小学生の工場見学受け入れなど、地域との共生にも積極的に取り組んでいます。

 

 気候変動や社会格差の広がり、人権問題といった様々な課題が複雑に絡み合い、将来の予測が困難な時代において、企業の持続的成長にはこうした社会課題への対応が不可欠です。このような認識のもと、当社は経営方針との一体化を図るため、サステナビリティ方針とマテリアリティを見直すこととしました。

 

 これからも、独自のアップサイクル型ビジネスモデルをさらに進化させ、社会の変化に柔軟に対応しながら、人々の生活をより豊かなものとすることで、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

価値創出モデル

未利用資源を価値ある製品へ 持続可能な社会の実現に向けたものづくり

当社は、畜産業や水産業で生まれる副産物を活用し、

ゼラチンやコラーゲンペプチドなどの高付加価値製品へと生まれ変わらせています。
これにより、限りある資源を有効活用するとともに、

新たな食体験の提供や健康寿命の延伸、医療分野など幅広い領域で社会に貢献しています。
資源を無駄にせず、新たな価値を創出するものづくりを通じて、

持続可能な社会の実現を目指してまいります。

サステナビリティ方針

当社は畜産、水産物などの副産物を食、ゼラチン、コラーゲン等の価値あるものに生まれ変わらせ、

食・健康・医療等幅広い分野にお届けするというアップサイクル型のビジネスモデルを構築しております。
これをさらに拡大・発展させることで当社のサステナビリティを向上させ、

持続可能な社会の実現に貢献してまいります。 

環境

省資源・省エネルギーを推進し、環境負荷の低減に努めます。また当社の生産過程で発生する廃棄物の有効活用を推進し、持続的な社会の実現に貢献します。

 

調達

お客様への供給責任を果たすために持続可能で安定した原料調達に努めるとともに、安全な製品の供給と透明性の高いコミュニケーションを通して、お客様や社会との信頼関係を構築していきます。

 

ダイバーシティ

人材の多様性を尊重し、一人一人がやりがいを感じ、能力を発揮できる職場環境の実現に努めます。

 

コミュニティ

良好な生活環境を守り、地域社会の一員として地域と共生を図りながら、地域の活性化に貢献します。

 

人権

全ての人の尊厳が守られる社会の実現に向け、企業活動において人権侵害の予防と軽減に努めます。

マテリアリティマップ

環境社会問題の主要なガイドラインであるSDGs、GRIスタンダード、ISO26000の評価項目を参考に

当社に関連する環境社会課題よりマテリアリティを選択。
その際に「当社から社会に与える影響」と「社会から当社に与える影響」の2軸でマッピングし、

これをベースに優先事項を選択しました。

5つの重要課題

01 環境(水、クリーンエネルギー、CO₂排出削減)

 

エネルギーの効率的な利用によるCO₂排出削減や水資源の節約、製造工程での副産物による環境改善など、環境への取り組みについてまとめています。

02 調達

 

持続的に製品を供給するための安定したサプライチェーン構築や、行動規範など、調達への取り組みについてまとめています。

 

03 ダイバーシティ

 

多様性を尊重し、あらゆるバックグラウンドを持つ人々が活躍できる職場づくりに向けた、ダイバーシティへの取り組みについてまとめています。

 

04 コミュニティ

 

地域清掃やイベントへの参加などを通じて地域社会との連携を深め、共に持続的に成長を続けるための、コミュニティへの取り組みについてまとめています。

 

05 人権

 

全てのステークホルダーが平等で安全に生活できる環境を提供することを重視し、人権問題の予防と軽減に対する、人権への取り組みについてまとめています。

 

サステナビリティ関連データ