8-1.  臨床試験結果

臨床試験内容

  オープン試験(前後比較)
 ● 24~61歳(40~50代:77%)
 ● 被験者:26人
 ● コラーゲンペプチド摂取量:5g/日、10週間(70日)
 ● 評価項目:体組成計による測定、2ステップテスト(ロコモ度チェック)、問診

 

  2ステップテスト

日本整形外科学会が作ったロコモティブシンドロームの簡単な検査法。 歩幅や高さから下肢の筋力、バランス能力、柔軟性を評価

コラーゲンペプチドを5g/日摂取することによって、筋肉率が0.5%増加しました。


2ステップテスト(ロコモ度チェック)において、0週では、35%いたロコモ予備軍が、10週間コラーゲンペプチドを摂取することによって、23%まで減少しました。


また問診では、階段の上り下りが楽になった。体が柔らかくなった。などの声が多くありました。

引用:第8回アミノ酸学会 ポスター発表内容抜粋

8-2.  マウスデータ

活性成分の組織到達確認

コラーゲンペプチドを5g/回(ヒト換算)摂取した場合、摂取後、0.5~3時間程度でPO、OGが血中および筋肉組織に到達することが確認されました。

    血漿   ひふくきん
腓腹筋
 ヒラメ筋  ちょうししんきん
長趾伸筋
POのmax.値
(投与後の時間)
28μM
(3h)
20μM
(3h)
40μM
(3h)
16μM
(3h)
OGのmax.値
(投与後の時間)
9μM
(1h)
5μM
(3h)
9μM
(3h)
3μM
(0.5h)

引用 : 日本農芸化学会2015年度大会発表内容抜粋

8-3.  筋肉量増加のメカニズム

Gene expression assan in C2C12 cells            *p<0.05(vs Veh)

 

筋芽細胞(C2C12細胞)を用いてリアルタイムRT-PCR法により測定。

PO、OG共に筋肉の分化の指標となる遺伝子(MyoD, Myogenin, IGF-1)の発現を促進しました。

筋芽細胞(C2C12細胞)にOGを添加し、細胞の短径を測定。

コントロールと比較し、OG添加群で短径が大きくなっていることが分かりました。

Video筋肉