高齢化社会での課題解決

当社では長年にわたりコラーゲンペプチドの機能性研究を行っております。コラーゲンペプチドには美肌効果だけでなく、血管年齢を若返らせたり、細胞を活性化させる効果など、アンチエイジングや健康維持に欠かせない様々な機能性があることが明らかになっています。また、コラーゲンペプチドには糖尿病を改善に導く血糖値低下効果など様々な効能があるといわれています。

 

当社は様々な大学や研究機関との共同研究により更なる機能性研究や、摂取シーンに合わせた応用事例の提案等により、人々の健康維持に貢献しています。

また、学会への発表や一般消費者向けのコラーゲンセミナー開催などを通して、多くの人にコラーゲンペプチドの良さを伝える活動にも取り組んでいます。

人々の健康維持・増進

コラーゲンペプチドには膝関節痛予防や骨密度を増加させる効果などがあるという研究も進んでいます。アスリートは激しいトレーニングを行うため、関節を怪我するケースが多くありますが、コラーゲンペプチドを摂取した結果、関節痛の緩和や炎症が改善する効果が確認されています。

 

当社では城西大学 男子駅伝部とランナーの怪我予防と疲労回復を目的とした運動後のケアドリンク「RUNSHOT」を共同開発し、多くのアスリートに提供し応援しています。

また、当社のコラーゲンペプチド製品「ハピコラスティック」は肌の水分量及び弾力の低下を緩和することが実証され、機能性表示食品として人々の健康の維持・促進に役立っています。

食における課題解決

新型コロナウイルス感染症拡大の影響による外出自粛のためテイクアウトやスマホで注文した食事をデリバリーしてくれるサービス等のニーズが急激に増えており、新たな食の楽しみ方として定着しつつあります。当社では、来店数が減少した飲食店のデリバリー提供のニーズにお応えする為、専用容器でなくても汁物が溢れないメニューやレンジで温めなくてもしっとりとして柔らかな弁当メニューなど、ゼラチンを使ったテイクアウトやデリバリー用の新しい提案を行なっています。

 

ホテル・レストランや飲食チェーン店では、人手不足を背景とした「手間をかけず簡単に作りたい」というニーズがある一方で、顧客からは「美味しさ」、「新しい食感」等を強く求められています。このようなお客様の課題を解決する加工度の高い業務用商材のラインナップを増やし、販売拡大に積極的に取り組んでおります。

 

高齢者はタンパク質が不足すると筋力が衰えフレイル(健常から要介護へ移行する中間の段階)に陥りやすく、運動や認知機能が低下しやすくなります。当社では、高齢者のタンパク質の摂取不足を改善するため、長年培ったソリューション力により、タンパク質強化食品などの新しい食のニーズに対応した新製品開発と提案に取り組んでいます。

医療分野での課題解決

革新的な医療技術の実現が進む社会において、当社は高い品質と安全性を備えたコラーゲンやゼラチンを提供することで、研究から治療まで医療分野において幅広く貢献することを目標としています。

 

人工骨や人工皮膚などの生体材料に用いられるコラーゲンや、医療向けゼラチンを製造。医療機器メーカーや研究機関などに販売しています。再生医療向けの製品を開発しており、様々な大学との共同研究により新しい医療素材の開発に取り組んでいます。

 

2016年からライフサイエンス分野で用いられるバイオマテリアルに関する理解を深める「ライフサイエンスバイオマテリアル研究会」を主催しており、ライフサイエンス分野に関係する企業、大学の研究者の交流を促進し、生物由来原料の潜在的な可能性を大きく広げる活動をおこなっています。