
汚染土壌や水環境中のフッ素を不溶化させる
「ニッタリンカル」について紹介を行います。
2025年6月25日~26日の期間、『第30回地下水・土壌汚染とその防止対策に関する研究集会』(以下、「本研究集会」)が、京都大学 百周年時計台記念館で開催されます。
本研究集会は、地下水・土壌汚染の実態・原因・経路の調査から、汚染物質の移動機構の解明、汚染による影響やリスクの評価、汚染の防止対策・修復技術・修復評価、廃棄物等による地盤環境問題、地質等に起因する自然由来の汚染、放射性物質や有機フッ素化合物(PFAS)による汚染、地盤環境に係るカーボンニュートラル・生態系保全に関する国内最大規模の研究発表会です。
弊社は、本研究集会に企業展示を行い、フッ素不溶化剤「ニッタリンカル」について紹介を行います。
■企業展示:弊社DCPのフッ素不溶化技術のご紹介
本研究集会で弊社は、富山高等専門学校の袋布 昌幹教授、豊嶋 剛司准教授、的場 隆一准教授との共同研究の成果を展示いたします。
フッ素による土壌や地下水の汚染は人に健康被害を及ぼす恐れがあるため、土壌や水環境中のフッ素を不溶化できる技術が求められています。本展示では、ゼラチン製造工程で副産物として得られるDCP(第2リン酸カルシウム)を起源とし、フッ素を安定的に不溶化させる「ニッタリンカル RF」と、その改良版としてフッ素不溶化速度を向上させた「ニッタリンカル HB」をご紹介させていただきます。
■連名発表:弊社DCPのフッ素による植物の生育阻害軽減効果
本研究集会にて、鹿児島大学の赤木 功准教授が、弊社のDCPを使うことでフッ素による植物の生育阻害を低減できる効果について発表いたします。
この発表は、鹿児島大学の赤木 功准教授、樗木 直也准教授、富山高等専門学校の袋布 昌幹教授、弊社の連名で行われます。
皆様のご参加をお待ち申し上げております。
■企業展示
開催日時 |
2025年6月25日(水)~26日(木) |
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開催会場 |
京都大学 百周年時計台記念館 2階 国際交流ホールⅠ~Ⅱ |
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問い合わせ先 |
総合研究所 研究部 |
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電話番号 |
072-948-8256(直通) |
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■連名発表
発表日時 |
2025年6月25日(水)14:55~16:30 |
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発表者 |
赤木 功 准教授(鹿児島大学) |
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演題 |
牛骨由来の第2リン酸カルシウム(DCP)の土壌混和による植物のフッ素影響軽減効果の実証 |
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