
「表面改質DCPDの合成手法の開発とふっ素固定能の評価」について、富山高等専門学校との共同研究の成果を発表いたします。
2024年6月13日~14日の期間、『第29回地下水・土壌汚染とその防止対策に関する研究集会』(以下、「本研究集会」)が、山形テルサで開催されます。
本研究集会は、地下水・土壌汚染の実態・原因・経路の調査から、汚染物質の移動機構の解明、汚染による影響やリスクの評価、汚染の防止対策・修復技術・修復評価、地質等に起因する自然由来の汚染や放射性物質、有機ふっ素化合物(PFAS)による汚染に関する国内最大規模の研究発表会です。
ふっ素による土壌や地下水の汚染は人に健康被害を及ぼす恐れがあるため、土壌や水環境中のふっ素を固定化できる技術が求められています。今回、ふっ化物イオンとの反応速度を従来品よりも改善した第2リン酸カルシウム(DCPD)と、昨今社会問題となっているPFASに対する効果についても発表いたします。
ゼラチン製造工程における副生成物として製造される弊社のDCPDは、今後ふっ化物イオン固定化資材やPFAS除去資材としての利用が期待できると考えています。
皆様のご参加をお待ち申し上げております。
開催日時 |
2024年6月13日(木)~6月14日(金) |
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開催会場 |
山形テルサ |
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発表日時 |
2024年6月13日(木)10:05~11:20 |
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発表者 |
袋布 昌幹 教授(富山高等専門学校) 森岡 保夫(新田ゼラチン㈱ 総合研究所 研究部) 塚本 啓司(新田ゼラチン㈱ 総合研究所 研究部) 岡嶌 夏輝(新田ゼラチン㈱ 総合研究所 研究部) |
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演 題 |
表面改質DCPDの合成手法の開発とふっ素固定能の評価 |
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