健常者の膝関節へのコラーゲンペプチドの有効性に関する論文が科学雑誌『薬理と治療』に掲載されました

薬理と治療 volume 49, No.9  

 

城西大学薬学部医療栄養学科との共同研究において、同大学男子駅伝部に所属する健常者を対象にCP群(コラーゲンペプチド5g/日摂取)とプラセボ群(マルトデキストリン5g/日摂取)の2群に分けて、無作為割付プラセボ二重盲検法による臨床試験を実施しました。

経口摂取4週間、8週間後において、CP群では日常生活の膝の状態(JKOMスコアⅢ)が有意に改善しました。またプラセボ群では、4週間後において、血中炎症マーカーや血中筋分解マーカーが有意に上昇したにも関わらず、CP群では変化しませんでした。

本研究より、コラーゲンペプチドの経口摂取は健常者の膝関節に有効であり、炎症や筋肉分解も抑制することが示唆されました。

論文タイトル: The effects of collagen peptide supplementation on knee joint health
— A double-blind, placebo-controlled, randomized trial in healthy university students belonging to a running club —