東京医科歯科大学との共同研究開発申請案が、

日本医療研究開発機構(AMED)に採択されました

国立研究開発法人 日本医療研究開発機構(以下「AMED」という)が公募した医療機器等研究成果展開事業(令和4年度チャレンジタイプ)*において、弊社が東京医科歯科大学 生体材料工学研究所(以下「東京医科歯科大学」という)橋本良秀 助教と共同で応募した「 透明脱細胞化ブタ角膜からなる角膜実質疾患治療材料に関する研究開発 」が、9月14日付けで採択されましたのでお知らせいたします。

 

この採択により、角膜材料作製の実用化を目指して、東京医科歯科大学と同研究開発を推進してまいります。

 

医療機器等研究開発展開事業(チャレンジタイプ)について

 

「国民が受ける医療の質の向上のための医療機器の研究開発及び普及の促進に関する基本計画」等に基づき、同計画に定められている重点5分野を意識した革新的・独創的な多様な技術シーズ*の基礎・応用研究開発を、AMEDが支援するものです。


本公募タイプでは、アンメットメディカルニーズ**への対応を含めた臨床的な課題の解決策をもたらす、異分野の技術の横展開や革新的な医療機器のシーズが対象です。科学研究費補助金等による学術研究と、医療機器等研究成果展開事業の既存支援事業とのギャップをつなぐ事業として、必要な要件を満たす医療機器・システムのシーズに対して、医療機器の初号試作機作製等の機会を提供し、本格的な医療機器開発プログラムへの橋渡しをします。

 

*:「種」のことで、ノウハウや技術力、素材、企画力、アイデアなどを指します。

**:いまだに治療法が見つかっていない疾患に対する医療ニーズのこと。