弊社では複数種のコラーゲン製品を扱っております。お客様の実験用途に合わせて最適な製品をお選びください。

コラーゲン・ゲル培養法

以下のA、B、Cの溶液を用意します。
A:CeIlmatrix Type I-A またはI-P
B:10倍濃度の濃縮培養液 *
C:再構成用緩衝液


冷却しながら、A(8容量)とB(1容量)を泡立てないようによく混合します。
次に、C(1容量)を加えて混合します。*


※ 5倍濃度の濃縮培養液を使用される場合はA:B:C=7:2:1になります。


コラーゲンを用いた代表的な培養法は以下の3手法になります。

コラーゲン・ゲル包埋法(3D培養)

細胞をコラーゲンゲルの中で3次元的に培養する方法です。3次元培養を行うことで実際の生体内に極めて近い環境で細胞培養を行うことができます。

冷却した上記コラーゲン混合溶液に遠心回収した細胞のペレットを加え混合します。

この細胞を含んだコラーゲン混合溶液を培養皿に分注し、37℃で30分間静置しゲル化させます。

ゲル形成後、培養液を重層し、以後は通常の培養と同様に行います。

おすすめ製品:Cellmatrix Type Ⅰ-A

Cellmatrix Type Ⅰ-Aは、3次元培養向けにゲル化速度および透明度を最適化した製品です。細胞が培養容器底面まで沈む前に、素早くゲルを形成することができます。また、ゲルの透明度が非常に高く、細胞の観察を容易に行うことができます。

コラーゲンゲル上培養法

細胞をコラーゲンゲル上で培養する方法です。コラーゲンゲル上で培養することで、生体内に近い環境で細胞を培養することができます。

冷却した上記コラーゲン混合溶液を培養皿に分注し、37℃で30分間加温するとゲル化します。

細胞分散液をゲル上に播きます。
細胞がゲルに接着した後は通常の単層培養と同様に培養を行えます。

おすすめ製品:Cellmatrix Type Ⅰ-A、Cellmatrix Type Ⅰ-P

コラーゲン・コートの方法

コラーゲン分子をコーティングした培養基材上で細胞を培養する方法です。細胞接着性の向上および、コラーゲン分子との接触による細胞内シグナルの活性化が期待されます。

 

おすすめ製品:Cellmatrix Type Ⅰ-C、Cellmatrix Type Ⅰ-P

用途に合わせた選び方

Cellmatrix 各製品の特長

Cellmatrix各製品はゲル化能および粘性が異なります。コラーゲンゲルを用いて培養する場合には、ゲル化能に優れた製品をお使いください。また、粘性の低い製品ほど取り扱いが容易ですのでコーティング培養には適しております。下記に各製品の特長をまとめておりますのでご参照ください。

 

Cellmatrix Type ⅢおよびTypeⅣについては、単独ではゲルを形成いたしません。これら製品を用いてゲル培養を行いたい場合には、Cellmatrix Type Ⅰ-Aと混合することでゲル化させることができます。Cellmatrix Type Ⅰ-Aの含有量が40%以上であれば、安定してゲルを形成することができます。

Cellmatrix 製品 ゲル化能 コーティング性
Type Ⅰ-A
Type Ⅰ-P
Type Ⅰ-C
Type Ⅲ ×
Type Ⅳ ×

研究専用試薬

本製品の使用は、研究用に限定して販売しています。医薬品の製造、品質管理、各種診断、治療及び研究など、その使用目的にかかわらず、人体には使用しないでください。